この存在はだいぶ前に英語のベジタリアンレシピに時々出てくるので知りました。
その当時何かと調べたら 『しょうゆみたいなモノでアミノ酸の入ってるうま味調味料』ということでレシピにリキッドアミノと書いてある時はしょうゆを使ったりしていました。
特にリキッドアミノがなくってもしょうゆがあるので困ることはないので、その存在を無視していたのですが昨年ある時、どんな味がするのか試すのに一番小さいボトルを購入してみました。
このBragg社が一番メジャーだと思われます、ナチュラルショップやオーガニックセクションでみかけるのはこれです。
NON GMO、グルテンフリー、無発酵、保存料無し、コーシャーです。
たまりしょうゆ、しょうゆの代わりに使ってねと書いてありまして、
16種類のアミノ酸が含まれています。
アラニン、グリシン、ロイシン、セリン・・・もろもろ。
大豆たんぱくのみから自然に発生した必須アミノ酸とアミノ酸。
用途
サラダ、豆腐、ご飯、豆、肉、魚、鶏肉、中華、マクロビオティック、ポップコーン・・・もろもろ。
塩は加えてないけど自然に発生した塩分が入ってる。
塩分控えめが良かったら水で薄めてねと下の方に書いてあります。
ソディウム（ナトリウム）小さじ半分の量で160ｍｇ
（0.16ｘ2.54＝0.4ｇの塩が含まれていることになります。）
原材料は、大豆たんぱくと浄水のみの表示。
味の感想は・・・
脱脂加工大豆で作られた偽物しょうゆの味がしました。
私にはおいしくないです、しょうゆの代わりにも使わなくてもいいです。
色は・・・
しょうゆ色。
塩分は・・・
うす口しょうゆ位に普通にしょっぱい。
そこで・・・ヘキサンを使用した脱脂大豆を使用しているのではないか？？という疑問をもったので直接メーカーに問い合わせてみました。
3回メールしましたが返事はありません。
完全に無視されています。
返事が返ってこないのが”返事”だと思う事にしました。
このメーカーはオーガニックのアップルサイダービネガーやオーガニックのＥＸバージンオリーブオイルなども作っていてナチュラル、ヘルシー側にあると思います、このアミノリキッドもナチュラルショップで売ってますし。アミノリキッドのボトルにも NON GMO のマークついているので一見すると安全なモノのイメージがあります。
でもこのままでは腑に落ちないのでネットで調べてみました。
塩酸で加水分解してアミノ酸にしているそうです。
中和させるために炭酸水素ナトリウム（重層）を加えることで塩化ナトリウムが発生してしまう為塩味がするのです。加水分解するプロセスでグルタミン酸ナトリウム（ＭＳＧ）も生産されてしまいますからリキッドアミノにはＭＳＧが含まれています。以前はラベルに 『NO MSG』 と表記してあったそうですがＦＤＡがラベル表記を削除させたそうです。
以前、このメーカーはリキッドアミノの製造工程では非加熱でケミカルの使用はないとも言っていたそうです。このメーカーの全ての商品はＲＡＷＦＯＯＤですとも言っていたのでローフーディスト達は騙されていたのです。
今でもローフーディスト達には人気があるそうなので今でも事実を知らない人達がいるんでしょうね・・・
気にしない人もいるでしょうし・・ただ単に味が好きという人もいると思います。
塩酸で加水分解をした場合、発癌性物質と疑われているクロロプロパノール（3-MCPD、1,3-DCP)が少量発生するというのもありますし、私的には全く摂らない方がいいに越したことははい商品ということです。
偽物のしょうゆの作り方と同じなので、偽物しょうゆの味がしたのは当たり前の話なのです。
納得いく答えが出てすっきりしました。
購入前に調べなかったのは失敗ですが・・
味見して以来長い間放置してましたが手元にあるリキッドアミノはさてどうしましょうか・・
※他社のリキッドアミノについては調べていませんので分かりません、
あくまでもBragg社のリキッドアミノについて独自で調べた結果です。
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