菜食の人達に馴染みのある食材で大豆ミート(※TVP=Textured Vegetable Protein )(※TSP=Textured soy Protein )ですが、なぜかオーガニックのものが簡単に手に入りません。日本ではアリサンがアメリカからオーガニックのTSPを輸入しているのだから、もっとありそうなのに不思議です。
※原材料が大豆たんぱくのみで作られているものは、TSP。
小麦、燕麦、コットンシードなど(メーカーによる)、大豆に他の材料がプラスされている物はTVP。
これ↓オーガニックじゃないTSP。ナチュラルショップでバルクで計り売りしているもの。
なのでメーカーはスタッフに聞かなければ分からず、きっとGMOの大豆で作られているのでは、ないのでしょうか・・
かなり安かった気がします。
大豆は、GMOの可能性がかなり高いのです。
NON-GMO ProjectのHPに数字が載っていました。
ハイリスクな8品目
アルファルファ
カノーラ (アメリカ国内、約90%の収穫)
コーン (アメリカ国内、約88%の収穫)
コットン (アメリカ国内、約90%の収穫)
パパイヤ (ほとんどハワイでの収穫で約988エーカー)
大豆 (アメリカ国内、2011年収穫の約94%)
シュガービーツ (メリカ国内、2011年収穫の約95%)
ズッキーニ、イエローサマースコッシュ (約25.000エーカー)
TSPの製造過程は安全なのか?と疑問に思い調べてみたら、GMOの心配だけではありませんでした。
TVP(TSP)は毒性のある化学溶剤のヘキサンに浸して大豆たんぱくから油を取り除いて作られています。
大豆から油を取り除いたカスがTVP(TSP)の原料なのです。(グレードによっては家畜のえさになったり、家
畜のえさグレードのものをある国では囚人の食材で肉の替わりに安価なTSPが使用されたりするようで
す。)
ヘキサンは、ガソリンを精製した後の副産物で大豆から油を取り除くのに使用される化学溶剤で、
神経毒(神経組織に有害な物質、神経性疾患; 神経系疾患の原因になる)、危険な大気汚染物質です。
不思議な事に、米国環境保護庁(EPA)はヘキサンは健康に危険がある可能性を示しているのに対して、
米国食品医薬品局(FDA)は食品会社に対して、商品のヘキサンの残留テストの要求をしていないそうで
すし、ヘキサンで汚染された食材が健康にどのように作用するかテストもしていないので、矛盾しています。
ヘキサンを使用して油を取り除いた大豆たんぱくは、TVP(TSP)の他にべジバーガー,ベジソーセージ類、
栄養補給食品やエナジーバー、その他ナチュラル食材などにも使用されますので、ラベルに大豆プロテイ
ン、脱脂大豆を使用してある場合はオーガニック認定である事を確認して購入する事が大切です。
オーガニック認定されていれば、ヘキサンの使用はされていませんので安心して購入できるはず・・
・・ですが、あるメーカーではオーガニック大豆でもヘキサンを使用しているところもあるので注意が必要と
いうのです。
そうすると・・どう見分ければいいのでしょうか?
あるHPにヘキサンを使っているメーカー名と使っていないなメーカー名が載ってました。こちら
よく買う商品でAmy'sのべジバーガー、 tofurkyのベジソーセージは大丈夫なので安心してこれからも食
べられます。
今回調べるまで、知らなかったことなので勉強になりました。
知らなとは何と恐ろしいことでしょうか。
我が家では可能な限りオーガニックな物を購入していますが、今一度ラベルを確認せねばなりません。
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