今日はぽかぽか陽気でしたので、ちょっと早い気もしますが我が家の畑の菊芋を掘りました。
菊芋は英語でJerusalem Artichoke(ジュルーセラムアーティーチョーク)といいます。
2m以上に伸び、9月頃に花を咲かせます。
これは農場で9/11撮影しました。
今年春頃に農場でFBで菊芋掘りのボランティアを募り、彼らが帰った後に掘り残してあった菊芋の欠片を数個持ち帰って、我が家の畑に植えたのです。
ガレージ横の日の当たりがよくない小さなスペースに植えたのですが、水も大して与えず植えっぱなしでもガレージの屋根と同じくらいの高さまで伸びました。 背の高い菊芋にはちょうど良いスペースだったように思います。
菊芋の種類は何種類あるのか分かりませんが、私の植えたのは薄紫色の菊芋です。他に白っぽいのもはナチュラルマーケットで年間を通して販売していますが、調べると薄茶、レッド、パープルと数種類あるようです。
花が終わり枯れてきた後はいつでも掘ってよいそうです。収穫の適期は霜が降りた後で、その後冬を越したら甘くなるそうです。
粘度質、固い土でもこのように伸びて土を柔らかくしてくれるそうです。その通りに粘度質な我が家の土がほぐれて柔らかくなりました。
実際50cm以上伸びていて驚きです。隣とのフェンス近くに植えたので来年はお隣さんの敷地に生えてくるかもしれません。ちょっとの欠片からでも芽がでてくるので全部掘ったつもりでも、切れた欠片から来年も生えてくる可能性大です。
これアメリカンクラッカーを思い出します。
来年は植えないでとお願いされたので植えるつもりはありませんが欠片が残っていて生えてきそうです。。
反対する理由は・・・”雑草のようにどんどん増えて収集がつかなくなるから” だそうです。
確かにそうです、フェンス際に植えてはいけない事が分かりました。お隣さんにも迷惑がかかりますしね、言う事を聞こうと思います。
掘ったモノを保存するのが可能でバケツに土、芋、土、芋と交互に入れておくとよいそうです。
私も傷がついたのは早めに食べて、その他は土に埋めておこうと思います。
食べ方は生でもOKでスライスしてチップのようにディップをつけて食べたり、千切りにしてサラダに入れたり。 皮を剥く場合は鉄分で黒く変色してくるのでレモン汁や酢水に浸ける必要アリますが皮はそのまま食べれます。 調理する方法はじゃがいもの代わりに使えるので色々と活躍してくれます。すぐ柔らかくなるので短めの調理時間で済みます。
以前適当に作ったのが・・・マッシュした菊芋に膨らまず失敗したシュー生地を細かくしたもの、炒めた玉ねぎなど、刻んだシラントロを多めに入れてハンバーグのサイズにしてオーブンで焼いたもの。 失敗したシュー生地のリサイクル料理でしたが思いの外おいしかったのを覚えています。
菊芋の栄養は・・・100g中 73kcal
炭水化物(イヌリン)、食物繊維、カリウム、ミネラル(セレン、鉄、亜鉛、銅など)、ビタミン類(ナイアシン、チアミン、パントテン酸、A,C,E,K)など含まれます。
炭水化物に含まれる糖質であるでんぷんが主成分ではなく、イヌリンという果糖がつながってできた多糖類の一種が主成分です。このイヌリンは人間の消化酵素では分解されない為、血糖値が上がらないのです。 イヌリンが人によっては消化不良の原因になりガスが発生することもある。
効果としては、血糖値、中性脂肪、糖化ヘモグロビン濃度を下げる。便秘解消、腸内環境改善など。
おしまい。
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