Wednesday, March 27, 2013

コンブチャスコービーとビネガーマザーの違い

【コンブチャスコービー】と【ビネガーマザー】
二つのセルロースの塊がとても見た目がそっくりなので疑問に思い調べてみました。

『SCOBY』とは Symbiotic Culture/Colony Of Bacteria and Yeast の頭文字を表しています。
コンブチャマザー、ビネガーマザー、サワードウ、ヨーグルト菌など発酵ものの元になるものをそう呼びます。
※コンブチャとビネガーのマザーはスコービーであるし、どちらもマザーと呼んでいいのだと思いますが、ビネガースコービーという呼び方は検索してもあまりなかったですので、とりあえずコンブチャスコービー、ビネガーマザーと呼びたいと思います。
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二つともアップルサイダービネガーマザー。


『似て非なる物』
本来、両者は異なる物の筈ですが・・・

両者とも酢酸菌(グルコンアセトバクター・キシリナム)が働いてコンブチャになるかビネガーになるかだそうです。

糖分がアルコールを発生させ、そのアルコールを酢酸菌(グルコンアセトバクター・キシリナム)が酢酸に変える。

その糖分の部分がグルコース(ぶどう糖)なのか果糖なのかの違いで出来上がる成分に違いが出るのだそうです。

簡単に違いをまとめると・・・
【コンブチャ】
セルロースの物質である酢酸菌(グルコンアセトバクター・キシリナム)がグルコースをグルコン酸に変えます。
コンブチャの成分は3つで 酢酸、果糖、グルコン酸
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8ヶ月前、コンブチャマザーを嫁に出した時の残りの欠片をやり場に困りただ放置していたら、こんなになっていました。その間は棚に置きっぱなしで、さっき気になって匂ってみたら酢になっているようです。

このセルロースで人工皮革が作れるそうですよ。



【アップルサイダービネガー】
グルコースではなく果糖なのでグルコン酸はできません。
セルロースの物質である酢酸菌(グルコンアセトバクター・キシリナム)とバクテリアが酢酸を生産します。
アップルサイダービネガーの成分は2つで酢酸、果糖

※違いはビネガーにはグルコン酸が入っていないだけです。
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こちらはアップルサイダービネガーマザー。

『似て非なる物』のはずですが・・・
以前にも触れましたがビネガーマザーをぶどう糖を入りの甘いお茶に入れておけばコンブチャができるそうです。市販のコンブチャやスターター替わりにしなくとも市販の非加熱のマザー入りのお酢で代用できるなんて面白いですね。

その他アルコールに入れたら酢が出来るので、ワインに入れたらワインビネガーができます。

確かナタデココも酢酸菌で出来ますから、これを使ってナタデココができるのかもしれない?リサーチしてないので分かんないですけど・・・とにかく酢酸菌はすごいです。















Monday, March 25, 2013

醤油作りの記録 ~醤油仕込み~

【2013年初めての醤油仕込み】。。。。3月下旬だというのに外は雪。。。。

ようやく2番目の麹の枯らしを終えたので醤油の仕込みに入ります。

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1番目の麹  2294g


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2番目の麹  2245g
納豆菌が繁殖してしまった方。

       
合計4539gの醤油麹ができました。(A)

水は麹の重量の1.2倍にしますので4549×1.2=5446g (B)

塩の量は総重量の18%にしますので 4539g(A) + 5446g(B) =9985g(C)

9985÷.82%=12176g(塩を含む総重量)(D) 

12176g(D)-9985g(C)= 2191g(塩の分量)


①鍋に水を入れて半分の塩を煮て溶かします。(溶けたら完全に冷まします。)
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煮溶かして冷ましたら結晶ができていました。この水の量に完全に溶かすのは無理な濃度です。




②半量の塩を麹に混ぜ塩切りします。
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二重にしたビニールの中で塩切りしました。やはり2番目の麹で繁殖させてしまった納豆菌の粘りがあります。1番目と2番目を単独で仕込んだら違いが分かって面白いのかもしれませんが、そんな余裕はまだないです。



③ビニールに塩切りした麹を入れ塩水を入れ混ぜます。(この状態を諸味(もろみ)と呼ぶそうです。)
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泡。。。納豆菌の粘りからでた泡かもしれないです。
水1.2倍、塩分18%
18%以下ですと腐敗の原因になりかねないそうですから濃いめでも仕方がないです。


④空気が入らないように密封して寒い部屋に保管します。
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その後のお手入れ

3週間ほどは寒い所で保管した後は少し暖かい所に保管すると良いそうです。

暖かい所で保管するようになると醗酵してくるので、発酵が盛んな間の2~3カ月間は酸素を入れてあげる撹拌作業の『櫂入れ(かいいれ)』定期的にします。(週2ペース)

醤油醸造では昔から一麹、二櫂、三火入といわれているそうですので、櫂入れは大切な作業の一つです。

『良い麹を作り、適切な櫂入れをし、絞った醤油に火入れをして風味を整える』

私の場合・・・良い麹は出来なかったので最初からコケしまいました。(悲
諸味にし3ヶ月9ヶ月あたり醗酵がゆっくりになってきたら、櫂入れはしなくて寝かせるそうです。寝かせる間の保管場所は冷暗所で。
 

(9ヶ月後は12月になっていますので地下室の同じ部屋で大丈夫だと思います。この時期に仕込むに理由には季節に移り変わる気温に醗酵のタイミングを合わせる為なんですね、納得です。

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注意点は空気が入らなように毎回開けた後は密閉する事です。

出来上がりはおよそ10カ月後だそうですが最低1年は熟成させた方が良いそうです。


醤油作りの記録 ~製菌~ 5日目 完成

【5日目朝】
枯らしを終わらせます。

結局、枯らしは10℃以下で寒い部屋で2日おいてみました。

今日の分割した先発の方は冷蔵庫に保存して、もう一方が明日完成するまで待機させておきます。
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見た目がカピカピしていて乾燥しているので重量を計ったら2294gでした。1割増しくらいでちょうどいいそうですから、これでもちょっと水分多めです。


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近くで匂いを嗅いでみるとかすかに納豆の匂いがします・・・先発の方は40℃以上にならないようにしたつもりで粘りもなかったので納豆菌が繁殖しているとは思えないです、後発の方は確かに温度が上昇してしまい粘ってましたけど。

素人なので成功か失敗かは区別がつかないんですがいずれ分かる事なのでこのまま記録を取りながら続行します。

2番目の醤油麹ができるまでジップロックに入れて冷蔵庫で保管します。

Sunday, March 24, 2013

醤油作りの記録 ~製菌~ 備考

こちらは分割して1日遅れでスタートさせた醤油麹の記録です。

分量は同じで
大豆  1kg
赤小麦 1kg
麹菌 10g

種切り
24時間浸漬の大豆を40分圧力鍋で煮る。
赤小麦をキツネ色に空炒りして3つ割に砕いて冷ましておいたものに麹菌を混ぜておく。
茹であがった大豆の水分をうちわであおぎ蒸発させて40℃以下になったら赤小麦と麹菌をよく混ぜる。
消毒した麹蓋に広げて消毒したさらしを被せて培養スタート。品温が40℃以上にならないように注意する。

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②一番手入れ 20時間後
しゃもじで上下を返して余分な水分を飛ばして温度を下げる。この時点でかなり温度が上がっていたのでビニール袋から出してさらしだけ被せてしばらく放置。

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先発組との違いは、ここで薄く広げる為にもう1枚の麹蓋を使わずにこのままにします。先発組が薄く広げ過ぎたのか麹菌がうまく広がってくれなかったように思った為。


③二番手入れ 30時間後
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結露で濡れてしまわないようにさらしを豆に付かないように被せてビニール被せて翌日まで放置(室温22℃~24℃)


④出麹 48時間後
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45時間後あたりにチェックしたら粘りが出てしまっていました。どうやら納豆菌を繁殖させてしまったようです。残りの3時間ほどは濡れたさらしをでフタをしただけで放置し、48時間後で出麹とします。


⑤枯らし 
10℃以下の所へ移動させて2日間。

⑥完成 3月25日
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これで先発組と合わせて醤油の仕込みに入ります。

※仕込み日3月25日



【次回の時にに注意する点】
赤小麦を砕く方法を考える。(今回は荒かったのでもう少し細かくなるようにする。)
最初だけ28~30℃の室温で一番手入れ前辺りから可能ならば20℃位に室温をキープ。
ビニールの替わりに段ボール箱かなにかで上部から熱を逃がして換気させる方法を考える。湿度を保ちながら熱を逃がす良い方法は?
今回の分量では麹蓋2枚半に広げた方がいいようだ。(3枚では厚すぎ2枚では薄すぎる気がするので)

Saturday, March 23, 2013

ブランチ@セントラルマーケット

~~久しぶりにセントラルマーケットへ~~

昨年に建物内を改装して以来初めてですが、以前は閉まっていたお店も今日は全て朝から開いていたり、新店舗も増えていてお客さんが沢山でにぎわっていました。、一角ではミュージシャンがライブをしていたり活気ある雰囲気に変わっていて驚きました。このマーケットは毎日やっていないんです、週3日で 火曜、木曜、土曜日です。 土曜日は向かいの駐車場が無料なのですが、今日は他のイベントと重なり有料でした
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ダウンタウンにあるセントラルマーケットです。

以前、食べたフライドチキン屋さんのヴィーガンメニューで豆腐をフライしたヴィーガンチキンラップが食べたくて行ったのですが売り切れで食べれませんでした。

そこのお店は地元新聞に載っていたので知ったのですが、ショーケースにはフライドチキンがこん盛りですし、全くベジとは無関係のようで知らなかったら通り過ぎるお店なのですが・・・そこのお店のオーナーはヴィーガンから指導を受けて食物交差する事がないように使うまな板など使う道具と揚げ油は完全に分けているのです。チリソースなどのソースももちろんヴィーガンで完璧です。 前回初めて行った時に安心して食べれたので今日も楽しみにしていたので残念でした・・・それでも少なくともまだメニューに残っている事が確認できたのでホッとしました。


それで・・・
同じ建物内にもう一軒のベジメニューがあるお店で食べることにしました。
久しぶりだったのでメニューをよく見ると、平飼い卵やこだわりのベーコンを使ったメニューが増えていました。やはりベジだけでは難しいのかも知れませんが、客層を増やそうとしているのが残念に思ってしましました。。。

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そこではハモスラップとグリーンジュースを頂いてきました。

ハモスラップにはきゅうり、レタスなどの野菜の他にリンゴが入っていておいしかったです。ハモスとリンゴって合うんですね!覚えておこうと思います。


ここへ来ると食べずにはいられないものがこれです。
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自然農法で野菜を育てている農家さんのお店で売ってるヴィーガンブラウニーです。いつもブラウニーだけカウンターに置いてあるのですが今日はピーナッツバターブラウニーもあって嬉しかった! 家族でやっている所なので、いつも焼く人は同じだと思うんですが味と食感に毎回大きな違いがあるのが疑問ですがいつもありがたく頂いています。 今日のは大きかったし食後すぐに頂いたので満腹になりました。

今日はヴィーガンチキンラップに縁がなかったのは残念ですがハモスラップがおいしかったのでチャラです。次回はリベンジしたいです!

醤油作りの記録 ~製菌~ 3日目 出麹

~もうすぐ完成の3日目です~
出麹の目安は種切りから45~48時間後です

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2:00 品温チェック 種切りから44時間半  
室温24℃
品温上段36℃  中段27℃   下段24℃

温度差のある上段と下段を入れ替えます。もう出麹でいいのかもしれませんがもう少しおいてみます。
ビニールの口の方が乾燥気味で茶色くなってしましました。温度が高くなるのをさけながら尚且つ乾燥させてはいけないというのは難しいです。


5:30 48時間経過しました。

もうそろそろ出麹なんですが、もう少し放置してみることにします。
2:00にチェックした時と同じように見えます。

自分なりに調べているのですが職人さんの麹は出麹の時点で黄色っぽいのですよね・・・ここで思い出しました・・・この菌は米麹菌だから黄色くはならないのは当たり前の話ですよね・・・老麹に近くなると黄色っぽくなるのであまり疑問に思わなかったです。実際は米麹菌でも出来るというのでやってみていますがどんな結果になるのでしょうか・・・


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右の端っこが色が濃くなり乾燥てきましたのでさらしを麹につかないように麹蓋に被せておきます。


9:00 【出麹】
種切りから51時間半経過
醗酵を終わりにします。

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あまり変化はないようですが、乾燥気味のところが気になるのでここで終わりしします。どっちにしろ今一つな出来の様に思います。この後に1日遅れでスタートした方が今の段階でもっと麹菌で覆われていますので、これはこれでよしとします。初めてなのでまだまだ分からない事ばかりですから仕方がないですね。
1枚だけが結露で一部濡れていたのでそれはもう少しおいてみます。後の2枚は寒い部屋に移動させて枯らします。 


枯らしの時間がわかりません。。米麹の枯らしは1日でよいのですが、醤油麹も同じなのでしょうか?・・

職人さんは常温で1週間かけて枯らすというのもあったのですが、全く枯らさずに醤油の仕込みに入るやり方もあったりして分かりません。どうしましょうか・・・もうちょっと調べてみようと思います。

Friday, March 22, 2013

醤油作りの記録 ~製菌~ 2日目

~昨日の続き~

①一番手入れ  種切りから21時間後 2:30 

うっすらと麹菌に覆われてきています。
塊になっていますのでほぐして醗酵のムラがないようにします。温度を下げる効果と余分な水分も蒸発させることができます。 しゃもじを使って一個一個がポロポロになるようにします。
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室温27℃
品温上段30℃ 下段33℃

この時点でさらしは被せなくてもよい。(後から知ったので実際には被せてしまい2番手入れの時に外しました。)

温度に差があるので上下入れ替えます。置く場所はボイラーから少し離した所に置きます。

この時点でかすかに納豆の香りがするのでちょっと心配です・・・



②二番手入れ 種切りから28時間半 10:00

一番手入れと同じで上下をかえして空気を入れてあげます。
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室温27℃
品温上段33℃ 下段35℃

見た目はさほど変化ないようですが温度が上昇してきました。今まで4~5cm位の厚みになっている状態ですので、これをもう1枚の麹蓋に分けて2~3cmほどの厚みにします。


さらしに触れていた所々が湿って菌が繁殖を妨げているようなので、ここでさらしを被せません。
また上下を入れ替えて3段重ねにしてビニールの口を軽く閉じます。

置く場所はボイラーから遠ざけます。


【温度管理】
その後の数時間・・・室温26~28℃
品温が35℃になっていましたので麹蓋を縦横交差させて積み換気をさせ袋の口は開けっぱなしにします。置く場所もボイラーからもっと遠ざけて部屋の隅の方へ移動させました。

袋の口を開けてから醗酵臭が部屋中漂っています。
ちなみに近くで嗅ぐと納豆臭なんですが遠くからの匂いはおいしそうな少し甘い香りです。青色02号

マメに品温を確認し、その都度温度が下がるように空気を入れ換えたりして一瞬だけ温度が下がるのですがすぐに熱を発してしまうので、温度管理が難しいです。
結露で水滴が落ちるのでキッチンペーパーをふわっっと被せます。 



【本日最後のチェック】 種切りから36時間半 18:00
室温25℃
品温上段35℃ 下段27℃

上の方に熱が溜まるので温度差がでてしまいます。この温度差をなくすには上部が換気の出来る簡単な室を作ってあげる必要があるなと思いました。
 
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見た目は菌が広がって白っぽくなり砂糖がけのおかしの様にも見えます。

室温が1~2℃低い隣の部屋に移動させたので少し安心して温度が上がり過ぎないように祈りながら寝ます。

一応翌日には出来ている予定ですので不安もありますが楽しみです。

Thursday, March 21, 2013

醤油作りの記録 ~製麹~ 1日目

今使っているお気に入りの醤油を使ってしまったら、今度はいつ日本へ行けるのか分からないので醤油作りに挑戦することにしました。どこでも買える○ッ○ーマンしょうゆは選択肢にはなくてエデンのしょうゆだとケチって使わなくていけなくなるので切実です。

時間が限られるので2日に分けて大豆1kgづつ製麹しようと思います。

1kg 有機大豆
1kg 有機赤小麦
10g 麹菌 (老麹から作った自家製)
 

前日準備
大豆を洗って水浸漬させる。(24時間)

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①大豆を煮る 
 
圧力鍋を使い2回にわけてする。時間は1回目1Hでした味噌の時の様にしたのですが軟らか過ぎるかもしれないので、2回目40分にしてみたところあまり大差がなかったです。






・・・・・・大豆を煮ている間にすること・・・・・・


②さらしを茹で煮沸消毒します。

最後に大豆の上に被せる為のさらしで大豆は雑菌が繁殖し易いので他に使う道具類も一緒に殺菌します。
ぎりぎりだと熱くて絞れないので早めに鍋を火にかけておきます。


③小麦を空炒りします。

フライパンで3回に分けてします。途中パチパチとはじけながら中弱火で15~20分ほどでぷっくりと香ばしくなりキツネ色になるまで炒ります。
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小麦をフライパンで空炒り前(左)と空炒り後(右)



④小麦を砕きます。
フードプロセッサーでしましたが均一に砕けなかったです。炒りがあまい粒は硬くて砕けなかったのかもしれないです。空炒りの途中で焦げた粒を食べてみたのですが食べれる硬さでしたので。

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砕いたらとてもいい香りになり、まさに懐かしの麦こがしの香りです。


⑤小麦に麹菌を混ぜます。
温度が高いと菌が死んでしまうので冷めるまで待ってから菌を入れよく混ぜます。
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・・・・・・・・・・大豆が煮えました・・・・・・・・


⑥大豆の水分をよく切る茹であがった大豆をざるにあけて茹で汁を切ったあと鍋に戻して火にかけて残った水分を軽く蒸発させます。大きめのボールに移してうちわで扇ぎながら大豆を潰さないように上下を返しながら水分を飛ばします。

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⑦種切り 5:30
40℃位になったら麹菌を混ぜます。均一に混ざるようによく混ぜます。大豆に残っていた水分を小麦が吸ってくれます。


⑧麹蓋(こうじぶた)に入れる。 品温28℃
麹蓋はウォッカで消毒し乾燥させておきました。
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米麹の時と違って最初から麹蓋に入れて醗酵させるので、麹蓋(木のトレイ)を作ってもらいました。
米麹と同様にひとまとめする方法もあるらしいのですが、今回は最初から麹蓋に入れる方法でしてみます。


⑩培養スタート
さらしを絞って被せます。すぐ乾燥してはいけないのでさらしは二つ折にして2枚使います。
ビニール袋に入れて乾燥させないようにします。
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室温28℃ 地下室のボイラーの隣に置く事にします。



品温をチェックしてみます。14:00 室温29度 品温29℃

次は種切りから18~22時間後に手入れを行います。


・・・・つづきは明日・・・・・・

Monday, March 18, 2013

ライムタルト

今日のおやつはライムタルトです。

最近簡単にできるクッキーとマフィンしか焼いていなかった気がします。

ライム味のタルトやパイは試した事がなかったので冷蔵庫に眠っていたtofutti のサワークリームと豆腐と

フレッシュライムでライムタルトを作ってみました。

タルトクラストは以前多めに焼いて冷凍しておいたものを使用したので簡単でした。

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市販のライム味のお菓子ってすごい緑色をしていたりしますよね、そんなのは永久にノーサンキューです。

その前に卵入ってたりするのでヴィーガン用ではないので心配いらないのですが。

そんなケーキを見る度に一般の人々は緑色で

食欲湧くのかな?

食べたいと思うのかな?

と疑問に思ってしまいます、昨日はセントパトリックデー

でしたのでだいぶ前から巷で緑の毒々しいお菓子を沢山見かけましたね。

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お味は甘酸っぱくてさっぱりしたタルトでした。

焼いた日のクラスとがサクサクなのも好きですが翌日のしっとりクラストも好きなんです♪


フィリングの材料は・・・
tofutti サワークリーム
とうふ
フレッシュライムジュース
ヴィーガングラニュー糖
米飴
ライムゼスト
etc




Saturday, March 16, 2013

マカロニチーズはママの味? それともタール味? 危険!黄色5,6号 

今日のニュースより

アメリカのフードブロガーのヴァニーさん、リサさんは、子供たちに安全な食品を与えたいという思いから、日ごろから食に関する調査をし加工食品などを避けた食生活をしている方達です。

そのお2人がタッグを組んで世界的に有名でアメリカに本社があるクラフト社にマカロニチーズのインスタント食品に黄色5,6号が使わないよう求める為の嘆願書を集めているというニュースです。



クラフト社UKで発売されているマカロニチーズにはケミカルなカラーではなくてベータカロテンと濃縮パプリカの色素で着色されているそうです。UKは特に厳しいですから法律で使ってはいけないのですがアメリカではFDAが使用を許可しています。

お二人がUKで販売されてるものとアメリカで販売されているマカロニチーズを食べ比べたそうです。味はほとんど変わらなかったそうですが、お子さんたちにはUKバージョンの方が人気だったそうです。

ただの見た目だけを良くする為に使っているだけで栄養素も何もなく、味も変わらないのならなぜUKと同じように出来ないのかという疑問がお二人を行動に移させたきっかけになったそうです。

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お二人が黄色5,6号が及ぼす影響について述べています、ADHD(Attention-deficit / hyperactivity disorder:注意欠如・多動性障害)、喘息、癌、アレルギーなどのリスクの可能性があり、良い事など何もないのになぜ使うのか?同じ製品でUKにはナチュラルカラーを使っているのに、なぜアメリカではリスクがあるケミカルなのかっ!!っと声を大きくして怒っております。

お二人はアメリカの食品からケミカルのフードカラーを全てなくしたいというのが最終の目的です。世界に影響力のある一番大きな会社から始めようとクラフト社を選んだそうです。クラフト社が変われば他の会社が続いて変わっていくだろう・・クラフト社にそういう意味でのリーダーになって欲しいと願っています。

署名数の目標が300,000 今の時点で署名が《 237,202 》 
http://www.change.org/petitions/kraft-stop-using-dangerous-food-dyes-in-our-mac-cheese

ちなみにクラフト社が現段階でコメントを出しています、『商品の安全と質を最優先しており、お客様の不安は真摯に受け留めています。私たちは販売する国の法律と規則に慎重に従っています。アメリカについてはFDAが食品に安全だと断定し認可している着色料だけを使っています。』

FDA (Food and Drug Administration)食品医薬品局

http://news.msn.com/pop-culture/food-bloggers-to-kraft-take-yellow-dye-out-of-mac-and-cheese




興味深いニュースですので結果がどうなるのか早く知りたいですね。
もちろん私達も応援しています。

その後経過報告はこちら

Friday, March 15, 2013

アップルサイダービネガーが出来ました。

去年の秋に収穫して絞ったアップルサイダーがようやくビネガーになりました。

ジャーに入れてマザー入りのアップルサイダーをちょっと入れて冷蔵庫の上に放置してから半年ほど経ちました。最初はガスが沢山出て部屋中がリンゴの醗酵臭で充満していました。

始めはチーズクロスを4重にして被せていたのですが、その隙間からショウジョウバエが中には入り込み卵を産もうとするのです。卵が内側のガラスに付いていないか定期的にチェックするのが手間でした。気付くとショウジョウバエが中に居るというのがしょっちゅうで途中からふたを軽く被せたりして工夫していました。発酵がある程度すすんでガスがでなくなったころでラップに変えました。
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最初は濃い色で濁っていましたが、徐々に濁りがなくなり色も薄くなってきて、ようやくアップルサイダー色になってきました。匂いを嗅いでみるとまさにソレです、1カ月ほど前に匂いを嗅いだ時はまだ違う匂いだった気がします。
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この表面に出来るマザーがどんどん分厚くなってきて、自分の重さに耐えきれずに沈み・・を繰り返しているので下にだいぶたまりました。 これで思い出すのがコンブチャですね・・

醗酵途中で味見するとイースト菌でまた"危険"を伴うかもしれないので、ただひたすら静観です。

コンブチャのトラウマが過去にありますから調べました・・・

コンブチャのマザーと見た目似ていますが中身は違います。でもこのマザーでコンブチャを作れるらしいですから、日本でマザー探してる人にはいいんじゃないですかね。市販のマザー入りのアップルサイダービネガーでできますから。

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この沈殿しているこのマザー達をどうすればよいのでしょうか・・・捨ててしまうのは気がひけますが、取っておいてもビネガーを作る以外に使い道がないと思うのです・・・ちなみにこれをワインに入れたらワインビネガーが出来るらしいです。


このマザーはセルロースと酢酸バクテリアの塊ですが、アルコールを酢酸に変えてくれるという物です。なのでこれを使えばいろんな種類のお酢ができるということなのですが・・・ワインビネガーはオーガニックでするとコスト的に割高になりますから試したい気持ちはありますけどとりあえずパスです。

青色02号青色02号

4つビンが全て違う色になりましました。最初に入れたビネガーの量の違いが関係していると思うのですが、どうなんでしょうか・・?
それなりに味の違いはあるんでしょうね・・けど私には分からなかったです。

若干ですが洋ナシも最初に絞った時に混ぜましたので100%アップルサイダービネガーではないのですが味はアップルサイダービネガーそのものです。
市販のより酸っぱい気がしましたが、同時に比べてないので何とも言えないです。

このぷよぷよセルロースの成長を止めたいのですが加熱はしたくないので冷蔵庫で保管しようと思います。


自問自答

Q:アップルサイダービネガーを手作りする意味はあるのか?

A:アップルサイダーが大量にある、無料で手に入るというのでしたら手作りも有です。コスト的にアップルサイダーを買うのと出来たアップルサイダービネガーは大差ないです。でも経験してみたいなら手作りの意味は大ありです。