去年の秋に収穫して絞ったアップルサイダーがようやくビネガーになりました。
ジャーに入れてマザー入りのアップルサイダーをちょっと入れて冷蔵庫の上に放置してから半年ほど経ちました。最初はガスが沢山出て部屋中がリンゴの醗酵臭で充満していました。
始めはチーズクロスを4重にして被せていたのですが、その隙間からショウジョウバエが中には入り込み卵を産もうとするのです。卵が内側のガラスに付いていないか定期的にチェックするのが手間でした。気付くとショウジョウバエが中に居るというのがしょっちゅうで途中からふたを軽く被せたりして工夫していました。発酵がある程度すすんでガスがでなくなったころでラップに変えました。
最初は濃い色で濁っていましたが、徐々に濁りがなくなり色も薄くなってきて、ようやくアップルサイダー色になってきました。匂いを嗅いでみるとまさにソレです、1カ月ほど前に匂いを嗅いだ時はまだ違う匂いだった気がします。
この表面に出来るマザーがどんどん分厚くなってきて、自分の重さに耐えきれずに沈み・・を繰り返しているので下にだいぶたまりました。 これで思い出すのがコンブチャですね・・
醗酵途中で味見するとイースト菌でまた"危険"を伴うかもしれないので、ただひたすら静観です。
コンブチャのトラウマが過去にありますから調べました・・・
コンブチャのマザーと見た目似ていますが中身は違います。でもこのマザーでコンブチャを作れるらしいですから、日本でマザー探してる人にはいいんじゃないですかね。市販のマザー入りのアップルサイダービネガーでできますから。
この沈殿しているこのマザー達をどうすればよいのでしょうか・・・捨ててしまうのは気がひけますが、取っておいてもビネガーを作る以外に使い道がないと思うのです・・・ちなみにこれをワインに入れたらワインビネガーが出来るらしいです。
このマザーはセルロースと酢酸バクテリアの塊ですが、アルコールを酢酸に変えてくれるという物です。なのでこれを使えばいろんな種類のお酢ができるということなのですが・・・ワインビネガーはオーガニックでするとコスト的に割高になりますから試したい気持ちはありますけどとりあえずパスです。
4つビンが全て違う色になりましました。最初に入れたビネガーの量の違いが関係していると思うのですが、どうなんでしょうか・・?
それなりに味の違いはあるんでしょうね・・けど私には分からなかったです。
若干ですが洋ナシも最初に絞った時に混ぜましたので100%アップルサイダービネガーではないのですが味はアップルサイダービネガーそのものです。
市販のより酸っぱい気がしましたが、同時に比べてないので何とも言えないです。
このぷよぷよセルロースの成長を止めたいのですが加熱はしたくないので冷蔵庫で保管しようと思います。
自問自答
Q:アップルサイダービネガーを手作りする意味はあるのか?
A:アップルサイダーが大量にある、無料で手に入るというのでしたら手作りも有です。コスト的にアップルサイダーを買うのと出来たアップルサイダービネガーは大差ないです。でも経験してみたいなら手作りの意味は大ありです。
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