コブラーとはアメリカ南部発祥の砂糖で煮たフルーツにビスケット生地やクランブルをのせてオーブンで焼いたお菓子です。アイスクリームやホイップクリームなどを添えていただくのが一般的のようです。英語で"cobbler recipe"と検索すると南部育ちで最近、人種差別発言で話題になっているポーラディーンさんのレシピが一番にでてきます。ピーチやベリー系のレシピが多いようです。
土台がない焼き菓子はカットして個別に保存が出来ない、器に入れて食べないといけないなどの理由からいつもは避けていますが、先日頂いたアプリコットと家の庭で採れたルバーブが冷凍庫にあるのでそれを使いたいので簡単に出来るコブラーを作ってみました。
フルーツは煮ないで砂糖、タピオカ粉をまぶして容器に入れてクラスト生地とクランブルの中間あたりの生地を作って、それを手でまとめてフルーツの上に乗せて190℃で約45分焼きました。
これが”セイタン入りうま煮”じゃなくてルバーブとアプリコットのコブラーです。(一番セイタンじゃない画像を選んだつもりです・・・大豆ミートにも近いですかね)
セイタン部分は見た目は硬そうですがサクッとしています。次回はセイタンにならないようにクランブルにした方が良いですね。
セイタンの上の白いのは何かって? カシューナッツのアイスクリームです。ローケーキに使いそびれたカシューナッツクリームを凍らせただけですけれど・・・ ヘビーかな?と思いましたが思いきってのせてみました。ルバーブの酸味と相まっておいしかったです、あった方が好きでした。
覚えている限りメモっておきます。
フィリング
冷凍アプリコット約250g
冷凍ルバーブ 約230g
ブラウンシュガー 30g
タピオカ 10g
ビスケット生地
全粒薄力 覚えていない
ココナッツオイル 50g
ブラウンシュガー50g
水 覚えていない
塩 1g
お手本にしているレシピはなく適当に作っているのであしからず。
だからセイタンになっちゃうんですよ。
〈コブラーについて〉
コブラーは英語で"Cobbler"何でそう呼ぶのか調べてみました。
1839年に初版の"The Kentucky Housewife" 著者Lettice bryanさんのレシピ本の中にある現在のコブラーの様な深型の器に入ったものが"cut and come again."という呼び名で載っているのがコブラーの原形であり最初の書物といわれています。その後コブラーという呼び名になった理由は誰にも分からないそうですが名前の由来は諸説あります。
『コブラー"cobbler"は料理に使う木製のボールで"cobeler"からきている』やその他のl料理歴史専門家達の意見では『コブラー"cobbler"が石畳の道路の丸石(cobblestone)に見た目がにているから』などです。
1860年代からコブラーと呼ばれて広まり始め一般家庭で作られるようになりました。
おしまい。
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