Sunday, May 19, 2013

『マカロニチーズはママの味』の経過報告

クラフト社マカロニチーズの合成着色料の使用の中止を求める為の署名を集めているアメリカ人主婦ブロガーのヴァニーさん、リサさんについて2か月前に書いた『マカロニチーズはママの味・・』の経過報告です。

以下、ヴァニーさんのブログFood Babeに途中経過の記事より

4月1日、ヴァニーさんはイリノイ州にあるクラフト本社に27000名の署名を持って話しを聞いてもらおうとしたのです。今までクラフト社に連絡をしても無視され続けてきたのです、それでクラフト社にアポなしで行く事にしたのです。アポなしでも事前に応援してくれている人達や企業のフェイスブックなどを通じて、4月1日、シカゴ時間で午後3時にヴァニーさんが署名を持って行くので本社に彼女を入れてくれるようにみんなでクラフト社に電話をしよう!と呼びかけたのです。その当日の朝はヴァニーさんがUKバージョンのマカロニチーズを街ゆく人に試食してもらっている場面をテレビ中継されて、テレビでもこれからアポなしでクラフト社に行く事を放送されていました。

クラフト社本社前に着くと見ず知らずのサポーター達が彼女を応援する為に集まっていました。その後みんなでゲートのセキュリティーに行くと、ヴァニーさんだけ入っていいということになりましたが署名の段ボール箱の持ち込みは許されませんでした。 

その日はリサさんは行く事ができませんでしたが電話で会談に参加できたそうです。
社長との話合いをリクエストしたそうですが叶わず、UKバージョンのマカロニチーズの責任者ともう一人と話す事ができたそうですが、名前は名乗ったけれど名刺は貰えなかったそうです。

大まかなやり取りは以下です。

質問: 合成着色料の不使用を求める27万人の意見を何故聞いてくれないのですか?

クラフト: 意見は聞いています。クラフト社のマカロニチーズの製品は30種類以上あり、その内14種類は合成着色料を使用していないので、合成着色料が嫌ならば14種類ある中から選択すれば良いでしょう。


30種類ある商品は全てオリジナルのブルーボックスと似たようなパッケージでなのでどれが合成着色料不使用なのか区別がつきにくいのでぱっと見て分かるようなパッケージにしては?というアイデアの提案は拒否されたそうです。

質問:合成着色料不使用のマカロニチーズは一般的ではなく全てのマーケットで取り扱っている訳ではないのですが?  ※普通に買う事ができず価格も高めです

クラフト:消費者はパッケージをよく見なくてはいけないし、そしてカスタマーサービスに問い合わせてどの商品が合成着色料不使用かを確かめてアマゾンで買えばいい。


※明らかに子供がターゲットの商品で子供が欲しがる様にキャラクターの絵が描いてあるパッケージのマカロニチーズには合成着色料が使用されています。

子供向けのマカロニチーズの合成着色料の不使用を考えてもらえますかとの質問には答えなかった。

※Applebees, IHOP, Bob Evans などのチェーンレストランで使用せれているキッズメニューのマカロニチーズはクラフト社の合成着色料使用のものですので選択肢はありません。

クラフト:私たちはFDAの法律に従った商品を製造しています。

これに対しての質問:FDAの法律に沿っているだけならば、なぜロビー活動に過去5年間に1千万ドルをかける必要があるのか?安全なのだとしたらなぜEUでは合成着色料に対して警告ラベルの表示の義務があるのか?

この質問に対する答えは無かったそうです。この質問をした時に明らかに居心地が悪そうだったそうです。

クラフト:私たちは変わらぬマカロニチーズの味を求めている消費者の意見を聞いている。

質問:誰が合成着色料を使用した食べ物を求めていますか?

クラフト側はこれに対して答えることができなかった。
 
質問:”意見を聞いている”の定義は?(27万人の意見は聞かないのか)

クラフト:消費者はそれでもその商品を買っている。

質問:それは消費者がマカロニチーズを買い、売り上げがある事自体が答えである=それが意見を聞くと云う事ですか?

クラフト:うなづいた。

質問:海外向けのマカロニチーズは合成着色料の使用を止めたのなぜアメリカでは使用するのですか?EUでは合成着色料の使用が今でも許されているのに関わらずなぜ使用を止めたのですか?

※EUで合成着色料を使用した製品に警告ラベルの義務があるのでそれを避ける為というヴァニーさん達の解釈が正しかったのかをただ直接聞きたかったのでこの質問をしたそうです。

クラフト
:分からない

質問:誰が答えられるのですか?わかる人と話せますか?

クラフト側は拒否。

ヴァニーさん達は分からないという返事が多かったので2週間後に今回の分からない部分の答えを聞く為に再度ミーティングの提案をしましたが、クラフト側は2週間後も答えは同じと云ったそうです。

質問:ご自分の子供達にはどのマカロニチーズを食べさせていますか?

クラフト:合成着色料使用のマカロニチーズを含むいくつかの種類(2人同回答で1人はチェダーチーズをプラスするのが家族は好きだと答えた)


2012年クラフト社は現在使用中の合成着色料をナチュラルな物へ将来変更する事を考慮していると発表したそうなのですが、それについて進展中なのかどうなのかメディアには内緒にするから教えてよ!と最後に聞いてみたそうですが 
『将来の予言は出来ない』
『クラフト社は正しい選択をしているし、私達は同意し合えない事に同意し合わなければいけない。』だそうです。

クラフト側が後で同僚に聞いておくと云ったヴァニーさん達の心配事や質問などあったそうですが、何一つメモっていない白紙のノートにヴァニーさんは気付いたそうです。


今後もクラフトの姿勢は変わらず否定し続けるでしょうが、もう既に大勢のサポーター達がマカロニチーズ以外のクラフト社製品全てを買うのを止めている。ボイコットをすれば売り上げが下がり、いずれは変更をする事になる。

クラフト社が遺伝子組み換え表示の義務をさせないように200万ドルを費やして反対するようになってからヴァニーさんはクラフト社の製品は買うのを止めたそうです。(今回のキャンペーンにはサンプルが必要なので購入した例外を除く)

これはまだ終わっていません、私達には創造的な沢山のアイデアがあり、これからもプレッシャーをかけ続けていきますので皆さんにもっと参加して頂きたいです。

一番大切なのは彼らが合成着色料を使い続ける事はあってはならないと事と絶えず家族や友達に語り続けていくことです。

以上はヴァニーさんのブログからです。

メディアなどでの露出があり2カ月間で、約5万人の署名が集まり30万人の目標まであと、13016名です。
署名ページでどこの国からでも署名できますので署名したい!してもいいよ!という方はこちら
※署名のコメントは任意ですので空白でもOKです。

私自体は原材料に動物性やケミカルな物が多いのでもともと買わないブランドですが、このブログを通してクラフト社製品の不買運動を広めたいと思っています。

読んで頂いたみなさんの中で心が動いた方、ご協力よろしくお願い致します。
いつか必ず沢山の人達の願いが叶う事を信じています。

また大きな動きがありましたら報告させて頂きます。
つたない訳、その上読みづらい文を読んで頂き感謝しています。

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