ＧＭＯの表示義務への動き アップデート

今日のラジオニュースで知った、ＧＭＯ表示義務に関してのちょっと良いお知らせです。

昨年、カリフォルニア州でのＧＭＯの表示義務付けるか、否かを問う州民投票が行われましたが結果は否決となってしまいました。これに反対するモンサント始め農業関係の企業が莫大な宣伝費を使って反対したのですがお金の力ってすごいです。もう何をしたって無理なのではないかと絶望していたのですが、連邦政府の政治家達が50州全てにＧＭ表示義務付けするように動き出したそうです。

それと2月28日ペンシルバニア州政府にＧＭ表示義務付けの新法案がに提出されたそうです。それが可決すればペンシルバニア州が始めてのケースになるかもしれません。



もうひとつは、ホールフーズマーケットがＧＭＯの表示がない商品は取り扱わない方向になるそうです。2018年までにアメリカ、カナダにあるホールフーズマーケットの全てをＧＭ表示義務製品にすると3月8日に開催されたNatural Products Expo Westでアナウンスしました。このホールフーズマーケットのＧＭ表示製品のみの取り扱いにすると決定したことによって、追随してくる他の企業もあるかもしれませんし、ホールフーズマーケットが行動する事によって世間に与える影響力は小さくないはずですし、それが下から上を押し上げる原動力になると思います。

最近ＥＵでのＧＭ表示義務の事を調べていて、製造工程に使用したＧＭの全ての表示義務がある事を知ったのですが、それに比べてアメリカは何も進んでいないと昨日まで落胆していたところにこのニュースで一気に未来が明るくなりました。いつになるか分かりませんが必ずＧＭが表示義務になると信じています。